on 引っ越すので
7時起床。朝食はほわほわの厚切り食パンを
指でちぎってゆっくりいただく。

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今日は次の引っ越し先を探すために
東急目黒線沿線の、知らない街を散歩。
場所は現勤務場所の田町駅、再来年の移転地赤坂、
クライアント本拠地下丸子、好きな場所表参道からの
距離均衡を考え、少し前から気になっていた不動前に
しぼって出かける。

自分は住環境が変わることにはいささかながらの
ストレスを感じる。初めての土地はそれが一層強い。
よって、新しい家は地図上の孤島のようにさびしくぽつんと
立つのが常で、そこからジョギングをしたり、知らない本屋を
開拓したりしながら、拠点の周りの「味」を知っていく。
まるでアメーバがエサを探しに触手を伸ばしていくのと似ている。

だから今回は、予め街の周りを散歩しておけば最初に痛感する
地図上のぽつんと取り残された感がなくなると考えて散歩。

とかく予定のない、冷たい雨の降る早冬の夕方にはもってこいの過ごし方。
からりと晴れた気持ちのよい日と違い、最強に劣悪な街の一表情を
見ることができるし、そこからはよくなるしかないイメージを想像する
だけでなんだか期待ができる。

予め脳裏に焼き付けたgoogle mapからの周辺上空写真を頼りに、
ぽかりと開けた青い空の(はずの)武蔵小山駅から始まり、
さくら並木道のキレイな(はずの)かぬら坂を降り、
穏やかなあたたかみを放つ(はずの)不動前駅周辺を渡り歩き、
勢いで見せてもらった上品すぎる(はずの)ワンルームの部屋を
案内してもらう。

案内してもらったのは、20年前に漫才コンビを組んでいたような
不動産屋のおっちゃんたち。二人の、どうみても土曜日の夕方とは
言えゆるすぎる雰囲気に同調しあう何かを感じ、おそらく数週間後には
この場で契約書を書いている自分が想像できた。
内覧した部屋にもその同じ温度が。

きっとこのコトバに成り得ない心地よさを、解明するべきインサイトとして
我々はマーケティングにいかさないといけない。第六感マーケティング。

明日も全く窓がない50平米の地下空間付きの
コンクリートの塊を見に行く。

帰りに年に数回会って話を交わす大好きな先輩をらちし、
ラテをおごっていただく。彼は僕が尊敬する数少ない
人間の一人で教員だ。授業中もハートレートモニターを着けるような
いささか気の狂ったような先輩と職場の話、生徒の話、女の子の話、
インドの話、広告の話、トミーリージョーンズの話をして
武蔵小杉駅でお別れをした。

彼と僕とは同い年だが、いつまで経っても敬語で話してしまう。
あらためて、まだまだ当分敬語は抜けそうにない。
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by eclipseted | 2006-12-09 22:49 | [日daily記調]
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