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on counterpart me
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もう一人自分がいたら、そんな彼とは友達になりたいだろうか。
ふと考えてみた。
話かけられるだろうか。
それとも極力さけるのだろうか。相談をしたり、一緒に
立ち読みをしたり、100円アイスを選ぶために
冷凍庫の前で立ち往生したり、心臓をばくばくいわせて
駅の階段を駆け上ったり、信号が変わると同時に横断歩道を
歩き始めたり、そして時にはためらいもなく信号無視を
したり、逆境に立つ大分前から極度の緊張を覚えたり、
たまに顔を洗わなかったり、懸垂をした後に腕立て伏せを
したり、朝腕時計をはめるのを、一日の始まりの儀式としたり、
帰宅してすぐ裸足になったり、本を熟読しているつもりでも
半分以上は消化してなかったり、ジャンクフードが好きだったり、
その割には毎日8km走ったり、手に埃の微粒子が付着するのを
いやがるくせに、つり革につかまるのが好きだったり、夕焼けであっても
強風であってもいかなる自然現象に魅了されたり、とてつもなく
ミーハーで根拠のない金の使い方をしたりするのだろうか。
自分が好きでなくちゃやっていけない。
しかしながらカーボン紙から飛び出た松本哲郎を
いかに好きになれるかは、はたまた別問題だ。

限りなく高い精度で自分のことを熟知し、評価できる人間は自分以外に
誰一人としていない。そんな自分ですら好きになれなかったら
他人はどう思うのだろうか。もちろん自分にとっちゃだいきらいな
くせしぐさも、他にとってはあばたもえくぼかもしれない。
しかし自分がすきになれない自分を人前に自信をもって
出せるほど自分ができてないんだ。遠方を見ながら足下の
小さな軌道修正に臨んでいきたい今日この頃だ。
by eclipseted | 2004-10-16 23:22
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