on 鉢合わせた時

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(前章)
28になっても、自分史上初なるものが未だにある


それは、あるかどうかすら確信が持てないものの
暗中模索の末、本当に偶然の重なりで巡り会えたり、
あるいは
一縷(いちる)の望みを持って、ただひたすら
希求してきたものに、ようやくたどり着けたり
するもの


どちらも、巡り会えた結果は変わらない
歩んだ経路が、ひたすらもやもやしていたか、
それとも永久的にとりあえず長かったか
どちらかでしかない


でも
何百回も歩いた、見慣れすぎた交差点を曲がり、
こちらに向かってくるそれに、
不意に鉢合わせた時、
それに気がつけるかどうか

そして、何よりも
今までになかった、身体をビビっとかけぬける確かな感覚
あるいは
今までずっと、身体の中で温めてきた大切な想い

自然な形を与えてあげ、乾いた空気をつたって届く
素直な言葉として伝えられるかどうか


鉢合わせた時できることはただそれだけなんだ



miniは流通台数500台前後の、ハードトップを切除、
帆を張り直した、もはや原型をとどめない80年代の混血な名車。
オーナー同様、monte carloラリーのmini全盛期の遺伝子も
継いでいるであろう麒麟児です。



by eclipseted | 2010-11-13 09:39 | [懺confession悔]
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