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on 金曜夜 EEZを超える

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職場で好きな時間帯は、人気が散り始める
21頃だろうか。ビル館内放送で、オートロック開始の
合図やら定時をしらせるチャイムがいくつか鳴り終えた
そんな時間帯。

お世辞にも省エネ施策と言えないぐらい、わずかしか
消灯していない、気持ち薄暗くなった廊下を徘徊しながら
ペプシネックスを買いに歩いたり、上るエレベーター越しに
すれ違う、コートとマフラーをまとった人々を横目に、まるで
あみだくじをたどるかのごとくフラフラしながら
席に戻るのが好き。

一人、また一人。
果たして後何人帰るのを見送れば、自分は残っているマイノリティの
仲間入りできるのだろうか、とか。

人が働く時に休み、休む時に働く。

個人的な王道労働法であり、金曜夜こそがつんと働いただけ
気持ちが安らいでいく。

やがて駅に着き、同じような生活習慣の人々と同じ煌々と輝く
コンビニエンスストアに引き込まれ、ほんのりと照らされたバーや
食事処を横目に来る土曜朝について瞑想を始める。
魂がこもっていない、すっけらかんな表情をしているものの、
この時間が中毒のように好きでたまらない。

先輩は、月給のことを毎月一度注入される麻薬と呼ぶ
僕は、土曜の日付変更時点を、毎週一度超える
EEZと呼ぶ
排他的エッセンシャルゾーン、とか

まだ他の7世帯の電灯が一切点されていないアパートに帰宅し、
ゆっくりとナット・キング・コールをかけながら、うがいをしたり、
いただいた花のトリミングをしたり、本棚の上の方の雑誌の背表紙を
じっと眺めたり

あぁ、死ぬほど眠いけれど寝たくないって気持ち、
50字ぐらいでうまく説明できないかな

おやすみ金曜日
写真は、パリ市内バスティーユ周辺、ヴァージルの部屋からの景色
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by eclipseted | 2007-03-03 02:14 | [日daily記調]
on 怒られまくってる、生まれて初めて
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若い頃はよく失敗しておけと言われる

これは決して難しいことではなくて、
失敗体験を経たことで懸命に、何がなんでも
次回は失敗だけは回避しようと働きかけを自らすることに繋がる

ただここには大きな与件が加わるべきで、
失敗を本気で失敗(失態でもよい)と捉える
実直さと、失敗を失敗と見分けられる見識があっての話

だから当本人の失敗認識がずれていたり、
愚直さを下手に欠いていたりすると、失敗としての失敗は
結局他人事になってしまう

いっぱい失敗するってことは、失敗慣れしているってことだしね

僕は中学時代から今まで、怒られた記憶が一切ない
激怒の対象の言動は控えるし、自分で言うのもなんだが、
他から見て怒りづらいタイプ

そんな訳で、怒られる時はひと際叱咤体験を覚えているし、
愚直さも相まって無駄にひっぱり続ける

だから毎日のように会社で怒られまくってる自分にとって、
ここ数週間の環境は激動の地であり、非常に苦しい

もともと叱咤恐怖症だから、とりあえず万全態勢で注意するのだが、
やっぱり怒られる

でも不思議だけれど、この怒られる環境
どこか妙に気持ちのよいところがある
初めて怒る対象として見てもらえること、
こいつは俺が怒らないと直らない、と真剣に周りが心配してくれること
(まぁ部下がしでかしたミスを放置すると、立場が危うくなるのは上司
ということもあり、自己防衛必須施策でもあるのだろうが)
にいささかながらの興味を持ち始めた

でもやはり、だ
ここで叱咤恐怖症が治ると楽観するのはどちらかというと
危惧すべきだろう

失敗慣れる、失敗と気づかなくなる
怒られ慣れる、怒られていると気づかなくなる
ことに危惧すべきなのだろう

ある意味、若いうちに沢山怒られてこなくてよかった
今怒られていてよかった
人を怒る人が実際存在する世界でよかった
しかし、今日も怒られなければよかった


そんな水曜夜、おやすみ

写真は新宿京王プラザホテル
みんな、結構、ミニチュア
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by eclipseted | 2007-03-01 01:38 | [懺confession悔]