ちょっと前から思っていたことなんだけれど、 現実に可能な技術と、 発表されている製品やモノ、サービスには 少なくても数年のギャップがある。 もちろん薬の認可がおりるまで、 新素材の強度申請がとおるまで、 などのような時間がかかるものも 多々あるけれど、この数年のギャップ ってものすごく好きだ。 Will Smithが出ているハリウッド映画、 "The Enemy of the State"で 主人公が政府から個人のアイデンティティを 消され、追われるというシーンがある。 街の中を必死に逃走するWill Smithの 一足一足を衛星アンテナや 街中に配置されている防犯カメラ で追跡するのだ。 完璧なセンサーシップで市民を マークすることが可能だという。 例えば、電話で 「president」、「bomb」、 「assasinate」などの言葉が羅列されれば、 自動的に監視をはじめるシステムがあるということ。 言うまでもなく、今この三つの言葉を 同じ文章に書いた時点でこのページも どこか遠方の地で監視が始まる。 あちゃ そして言いたいことはずばりこれだ。 「こういった技術は 数十年前にもうすでに存在していた」 そうなのです。 そうなるとすると、自然にでてくる疑問がある。 「じゃぁ今ある技術は一体何が可能なのだろうか」 そう思う。 この見える技術と、見えない技術との間の ギャップに魅力を感じるんだよね もう一つ。 今飛んでいるスペースシャトル。 あのスペースシャトルは70年代に 発案されたデザイン。 それが今も飛んでいる。 ということは今考えられている ジェットブースターが装備されている 次世代宇宙飛行機はどんなカタチに、 そしてどんなテクノロジーが 搭載されているのだろうか。 今から楽しみだ。
by eclipseted
| 2004-06-14 23:48
| [発insights想]
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