on 活動後記 12
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短所ってなんですかね。

相手の意見は好きだし、それが魅力を感じるものだったら
ころっと自分の考えは散歩をされるコッカースパニエルの
ごとくついていってしまう。

自我を持っていないわけじゃない。
そう。だって短所は負けず嫌いなとこだから。

ほぼ半分自己暗示のまま、何か証明するものを
探すべく人と競争している。なにが嬉しくて
何が幸せでとにかく頭一つ分でないと気がすま
ないのだろうか。

envyという言葉があるが、僕はenvyのかたまり
だからかもしれない。ついついチラ見する必要の
ない隣の乗客を視界にいれてはイグニションキーに
手をかける。
(今はパワーボタンが多くなってきた。キーを回す
 時の抵抗感とか振動は好きだから、ボタンには惹かれない。
 まだ)

設計課題でも、5000mでも、電車の席取りでも、
自分がはめ殺し窓で一番をとると決めたらそれまでだ。
二言はない。
5000m走?内縁二コース目で完走してやる。
元町中華街行き、特急電車?並んだ三列の真ん中は
必ず詰める、前に前に。

でもそんな負けず嫌いであっても、僕は80%しか
出さない。
正確に言うと、出せない。

一昔前、高校の期末時期には一人で余裕なふりをしていた
ことが多々あった。いや、余裕はなかった。
ただ取りたいと思う点数の8割を取れる努力しかしなかった。
8割とれればそれでよかった。
2割は寝たり、ぼけっとしたり、窓の外遠くを
眺めたりする時間に費やした。

意思疎通もそうだ。
僕がAと言う。相手がBと言う。
僕の言ったAが全て伝わっていなくて、相手が誤解していたと
しても、8割方伝わっていたら満足だ。
そのその残りの2割の発揮する力の限度を見出せた瞬間、
2割など大切でなくなる。

多分これは僕が8割しかがんばれないからだ。
なぜか。
それは[完璧]を目指した時に、何かのはずみで指先が[完璧]に
届かなかった時の防衛策だからだと思う。
ぎりぎりまで粘る。負けず嫌いだし。
けれど最後の2割を「おこないの善さの女神」が
舞い降りてきてちょっとだけ背伸びするのを手伝って
くれるのを期待しているから、10割は狙わない。
はずしたら自分しか攻めることができないから。

そこで君は言う。

「松本さん。8割しかやらなくて、8割しか取れなかったら
 10割に届かなかった自分を攻めるだろう?」

違う。そうは思わない。8割一分一厘を努め、8割までしか
到達できなかったら、そこは自分を攻める。その攻めの方が
精神的にきついから、こう考えてしまうんだよ。

「いやー よくわからない
 よくわからないよ、松本さん」


いいんだ。
だって8割分かってもらえていれば、十分なんだから。
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by eclipseted | 2005-05-15 22:48 | [発insights想]
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