on 活動後記 5
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あの日あそこのホテルでご一緒した松本哲郎です。
あの時の司会者、若かったですよね。きっと入社して
間もなく人事の新卒採用担当に配属された方ですよね。
あの時、実は彼も相当あがっていたんでしょう。
自分達が一秒たりともそらさない、緊張のまなざしを
浴びながら講演してましたから。
あの日一所懸命彼が話されたお話はあいにく、僕の人生を
変えるようなきっかけになることはなかった。
それでもきっと大勢の僕たちのような学生を釘付けにする
ことはできて、多大なる力を分け与えることとなったのだと
思う。就職活動ってフリー演説会にたくさん足を運んで、
将来の自分の投資先のポートフォリオを整理するチャンス
なんだろう。いい話は引き出しの中へ、そっと忍び込ませておく。
たくさんの引き出しは作らなくてもよいのだけれど、
なぜって結局自分は一人しかいなくて、最初に入社する会社は
一社だけだから。けれど46㎡のマンションとは違って、
頭の中にタンスはいくらでも貯蔵しておけるんだよね。
たまにタンスごと紛失する場合もあるけれど。
だから冬越え前のシマリスのようにせっせと引き出しをつめる
のも、今しかできないことだったんだ。

それはよしとして、活動中
たくさんの学生と出会って意見を交換し、気を遣い合い、
よそよそしく振る舞ったり、少しいつもより横柄にでて
みたり、もう二度と話さないだろうな、この人とはと
思いつつも連絡先を交換したりしたな。いつも
「お遊びでもうしわけないです〜」といいながら
配った、申し訳ない程度のお遊び名刺もほとんどなくなった。
だから余計に思う。
あそこの車両であった彼、どうなったかな、と。
恰好よい黒いバッグを持ち歩いていた彼女、引き出しつめてるかな、と。

脳裏でライフスタイルを想定することぐらいしかできない今、
あなたがたにとって最高の2005年の春を祈っています。
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by eclipseted | 2005-04-28 12:55 | [友people達]
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