on one to ten
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その彼は一から十まで学ぶことを望み、デザインを通して食べることを決めた。
その彼女は入社一年目から虎視眈々とマネージャーの座を狙っているが、
 俯瞰できるようになったら終わると言った。

一方は施主と向かい合いながら、もがいて苦しんで
誰も知らない答えを追い求めて手を動かす。自分の
案を説明するのがどれだけ怖くても、自分の案が受諾
されなかった時に、どれだけ全否定を感じたとしても、
答えのないまま答えになりそうな形を練り上げていく。

もう一方は生活者(この言葉は最近好きになった)
の刺さるような反響と向かい合いながら誰もが求める
答えを追い求めて足を動かす。自分の案がどれだけ
よいとしても、数字に表れなければもう宣伝すらさせてもらえ
ないと脅された時に、もっとも答えに近いものを
目指すしてドアツードアをするしかない。

実在しないものを定義して、それに向けて闘うことの
理不尽さを彼、彼女は十二分理解している。

剣は空を切る

でも実在するものもある。
それは自分が学ぶべきことのロードマップだ。

頭の良い人とは、自分が何をどこでいつ学ぶべきかを知っている
人のことを言うのだろう。
見えていなくても、それをその都度見つけられることができている。
それが頭がよいこと。
それは決して見えなかったとしても、姿形が全くない答えよりも
はるかに見えやすい。自分相手の力試しだから。


バランスとはこの答えのなさと
学ぶべきことの把握の天秤がけだろう。

学ぶべきことが実り、重くなれば、答えのなさは軽くなる
学ぶべきことが見えない時は、答えのなさは重くなる

バランスさせるのか
バランスを崩すのか
どちらへ向かうのか
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by eclipseted | 2005-03-12 02:57 | [発insights想]
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